手塚治虫のベートーヴェン
- 佳子 東
- 2021年12月16日
- 読了時間: 2分
昨日の高校生の男の子のレッスンでのこと、ベートーヴェンのソナタ悲愴の一楽章をゆっくり弾いている時に不協和音の音が気になったようで、、、
その不協和音は次の小節で解決する事、テンポを上げるとそんなに気にならない事など説明しました。
「ベートーヴェンは今では昔の大作曲家やけど、生きているときは新しい音楽にチャレンジして最先端をいっていて当時の聴衆は驚きと興奮を覚えたと思うよ、この部分もこの不協和音最高にかっこいいと思うよ」とも。
と話しているうちにふっと、手塚治虫の漫画にベートーヴェンが登場したことを思い出しました。
「ルートヴィッヒ」と言う作品もあるけれどそれでなくて「日本発狂」と言う作品です。
これを私が初めて読んだ頃、ベートーヴェンのエリーゼのためをロックに変えている「エリーゼのためにロックンロール」と言う曲を知って、
「こんな曲に編曲してベートーヴェン怒って化けてくるで」
と思ったものです。
でも手塚治虫のベートーヴェンは3枚目の写真のようなセリフを言っていて、「手塚治虫先生が言うならエリーゼのためロックンロールも許されるのかな」と思いました。
さすが手塚先生…!!
と、、、こんな事を長々と高校生の男の子に話しちゃいました。
笑って聞いてくれました。いい子😊😊
教室には漫画の本もおいて、続きが気になる生徒さんは少し早く来て読みに来ます。🤗
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